ゴーグルはサバゲーマーにとって命とも言える装備品です。
ゲーム中にゴーグルが曇ってしまえばアウトですし、長時間使用するものなので着け心地が悪くストレスがたまるものアウトです。
ゴーグル選びはサバゲーマーの永遠のテーマとも言えるくらい重要な装備品になります。
今回はサバゲーにおけるゴーグルについて、役割から種類・選び方、そしておすすめのゴーグルを種類別にわかりやすく説明していこうと思います。
この記事の目次
カッコイイだけじゃない!サバゲーにおけるゴーグルの役割とは
ゴーグルというと、世間一般では水泳のときとか工事現場とかで「目を守る」という認識で使われていますが、サバゲー界でもほとんど同じ役割です。
サバゲーでは6mmのプラスチックの物体が超高速で飛んでくるため、目の周辺に当たれば当然痛いですし、眼球に入ると ほぼ100%の確率で失明します。
一昔前新聞記事やニュースなどで騒がれていましたが、海外にてサバゲーマーがセーフティ内で誤ってトリガーを引いてしまい、他に参加していたサバゲーマーの目を失明させてしまった事件がありました。
「じゃあ安価なゴーグルでもいいからつけておけばいいや!」とお考えのそこのあなた。
ゴーグルにレンズがあるから完全に安全というわけでもありません。
500円ほどで売っているようなゴーグルは確かに保護能力はありますが、レンズやフレームの耐久性の観点から長期での使用が保証できません。
度重なるBB弾のヒットや経年劣化によってゴーグルのレンズが脆くなり、その結果弾が当たった衝撃でレンズが割れて、最悪の場合目に破片が入って・・・あとはもうお分かりですよね。
別に脅したくてこういう表現をしたわけではありませんが、それぐらい守らなくてはいけない部位なんです。
また、屋外におけるサバゲーフィールドでは時折砂嵐が発生したり、木の枝をかき分けて進まなければいけないようなシーンもあります。
そういった自然災害から目を守るためにもゴーグルはサバゲー装備品の中でも重要な役割があります。
サバゲー用ゴーグルの種類について
サバゲー用ゴーグルのといっても、たくさんの種類があるのでご紹介させていただきます。
まず大きくわけて、「シューティンググラス」と「ゴーグル」の2種類に分けることができます。
安全性としては、「シューティンググラス」は顔と密着していないため、何かの衝撃でズレたりすると弾が入る危険性があったり、バンドで固定していないものが多いいのでゲーム中に落ちてしまう可能性があるので、安全性としてはイマイチになります。
特に室内フィールドでは跳弾が多いため、シューティンググラスの隙間から弾が入る可能性が一段と高くなります。
逆に「ゴーグル」は顔と密着しているため、弾が入ることはまずありません。ですので 安全性としては抜群に高い です。
そのため、サバゲー初心者の方はゴーグルを強くオススメします。
曇りにくさとしては、シューティンググラスは顔と密着していないため、ゴーグルに比べてかなり 曇らない 構造になっています。
逆にゴーグルは空気が外に出にくい構造になっているので、曇りやすい 構造になっています。
利便性としては、どちらもサバゲー用以外にも用途がありますが、シューティンググラスは普段使いもできるので、利便性は少し高いです。
一般的なサングラスや単なるスポーツ用のサングラスは、強度は低くBB弾の衝撃に耐えれないものがほとんどですので、サングラスもサバゲー用の強度・耐久性があるものをおすすめします。
シューティンググラスを購入されるのであれば、オプションでバンドが付いているものをおすすめします。バンドによりシューティンググラスを固定することができ、安定するので安心してサバゲーで利用することができます。
次にゴーグルの「レンズ」の種類についてご紹介します。
ゴーグルのレンズは大きく分けて、「ポリカーボネート(プラスチック系)」と「メッシュ」の2種類に分けることができます。
ポリカーボネートはプラスチック素材で、軽量で薄いですが、強度も十分 あり、安全性はとても高い です。
しかし、スキー用などサバゲー用でないゴーグルについては、強度が十分ないレンズもあるので、ここは サバゲー専用のゴーグル を用意しましょう。
メッシュタイプのゴーグルも基本的にレンズがスチール製のものは安全性は高いですが、プラスチック製のものは近距離でBB弾が当たると割れてしまい、目に当たる恐れがあります。そのためくれぐれもスチール製のゴーグルを選ぶようにしましょう。
曇りにくさについては、通気性はメッシュタイプのゴーグルが抜群に良いです。
ただその分視認性においては、メッシュタイプはメッシュ越しに相手を見ることになるので悪いです。
ポリカーボネートタイプのゴーグルは通気性が悪いので曇りやすいですが、曇り止めクリームを塗るなりして曇らない対策をすればサバゲーで十分使用することができます。またファン付きのゴーグルのあるのでそちらもおすすめです。
サバゲー用ゴーグルの選び方
次にゴーグルの選び方について説明します。
ゴーグルの種類でも書いたように、サバゲー初心者がゴーグルを選ぶにあたり、最低限の条件として下記が挙げられます。
- BB弾が当たっても十分に防御力があるもの
- ゴーグルと顔の隙間からBB弾が入らないもの
- ゴーグルがズレたり落ちたりしないもの(バンドなどで固定できる)
1.2においては、シューティンググラスなどでも、ベテランサバゲーマーの方なら工夫や使い方でクリアできますが、初心者の方は条件に入れておきましょう。
次の条件としては、下記が挙げられます。
- 曇りにくさ
- 使いやすさ・着け心地
- 視界の良さ
- ゴーグル以外の装備品との相性
ゴーグルが曇りやすいものはサバゲーマーにとって致命的です。
サバゲー中に1秒を争う戦いのときに曇って視界が悪くなっては元も子もありません。
「曇らない又は曇りにくい」ゴーグルにしておきたいところですね。
あとは個人差によりますが、ゴーグルはサバゲー中長時間付けるものなので、「使いやすさや着け心地」も重要になってきます。
視界についても良いものに越したことはありません。
ゴーグル以外の装備品とファッション的に合わなかったりなどあるので、そのときの装備品によってゴーグルを変えることも考えられます。
一般的にはこのような基準があるので、これらの基準を前提に種類ごとのおすすめのゴーグルをご紹介していきます。
- BB弾が当たっても十分な防御力がある
- ゴーグルと顔の隙間からBB弾が入らない
- ゴーグルが落ちたりズレたりしない
- 曇らない・曇りにくい
- 着け心地がよい
- 視界がよい
- ゴーグル以外の装備品との相性
サバゲー用ゴーグル レンズタイプのおすすめ4選
このゴーグルタイプには「サングラスタイプ」と「タクティカルタイプ」の二種類が存在します。
どちらもメジャーなジャンルで、ゲームや映画にもたびたび登場しています。(もちろんサバゲー用ではなく実物ですが)
初心者の方はこのタイプを選ぶ傾向が多いのですが、実際にどれが最もコスパや性能が良いのかを知らずに購入している方も多いようです。
そこでここではサバゲー初心者にもおすすめなレンズタイプのゴーグルをいくつか紹介していこうと思います。
【SDV】サバゲーゴーグル 曇り止め 3色レンズセット
UVカット仕様のUV400レンズを搭載したこちらのゴーグルは、夏場の強い日差しからくる紫外線をしっかりカットし、他のクリアレンズに比べて曇りにくくなっています。
また、衝撃に強く、強靭テストでも物体を貫通させることはおろか、さらには受けた衝撃までもしっかり吸収してくれるかなりの優れものです。
クリアレンズ特有の「目を凝らさないと先が見えない」といった現象を可能な限り抑え、遠くの標的もしっかり捉えさせてくれます。
フレームとレンズの隙間を開けることで空気の循環に特化し、厚い夏場や湿気の多い梅雨の時期でも視界をクリアに保ってくれます。レンズとフレームにはかなりの柔軟性が備わっているので多少強く曲げても割れたり折れたりする心配もほぼありません。
色々なシーンで使用出来るようにクリアー、イエロー、グレーの3種類のレンズがセットなのも嬉しいところです。
肌にフィットしやすくズレにくいので、サイクリングや登山などのアウトドアスポーツでも問題なく使用できます。
Bolle シューティングゴーグル
とにかく「軽量で丈夫」なゴーグルをお探しの方におすすめなのがこちらのシューティングゴーグル。
サングラスタイプのこちらのゴーグルは、他のゴーグルよりやや強度の強いラバー素材を使用しているのでどんなエアガンから撃たれてもレンズが割れることはほぼありません。
その上、鼻と耳へのフィットがかなり良く、サングラスタイプでありがちな「下を向いたら落ちる」というような現象も起こりません。
フレームには上下に排気孔を設けており、サバゲーで長時間の着用したとしてもレンズも曇らないようになっております。
ちなみに重量は約34g!片手で持つと持っているかどうか不安になるぐらいの軽さです。柔軟性に優れたフレームなので多少頭が大きい方でも問題なく着用でき、逆に頭が小さい方でも軽く締め付けてくれるような感覚なので問題ありません。
ただし、フィット感が高い分耳と接触するフレーム部分が食い込んで痛みが発生する可能性があります。加工ができる方はシリコンゴムや別途スポンジなどを巻き付けることで痛みを軽減させることができます。
サングラスタイプのBolle シューティンググラスは比較的値段も安いのでおすすめのゴーグルです。
Sitengle サバゲーゴーグル 3色レンズセット
スタイリッシュな見た目と大きなレンズをお望みの方はこちらのゴーグルがおすすめ。
縦100mm×横200mmと大型なこちらのゴーグルは、レンズ部分も広く取られており、太陽光も吸収しにくい加工が施されています。
もちろん衝撃吸収力も抜群!BB弾はもちろんのこと、転んだりぶつかったりしてもレンズが割れることはほぼありません。
レンズとフレームの間に設けられた隙間による換気性も抜群で、レンズはほぼ曇らない、更にゴムバンドによって頭と密着させるのでズレたりするような心配もありません。
こちらのゴーグルには交換用のイエローレンズとクリアレンズが同梱されているので、使用状況に合わせてレンズを付け替えることもできます。
ただし、こちらのゴーグルは衝撃吸収力はあるものの柔軟性があまりありません。
無理な方向に引っ張ったり押したりすると簡単にフレームごと割れてしまう可能性があります。保管には十分気を付けておきましょう。
また大きめのゴーグルなのですが、メガネをかけて装着することはできないようです。
ミリタリーコンバットゴーグル
Catsobatブランドが提供するスモークレンズタイプのコンバットゴーグルは肌に接触するすべての部分にスポンジパーツを採用し、それでいて 40gという軽さと高い耐久力を誇る優れもの。付け心地や快適さをお求めの方におすすめなのがこちらのゴーグルです。
後ろのゴムバンドで頭に結び付けるタイプなのでBB弾はもちろん、雨や砂などからも目を守ってくれます。
サイズも片手に収まるぐらいコンパクトなので収納場所に困らず、フレームカラーはタン・グリーン・ブラックの三種類なので幅広い層の方にもご使用いただけます。
ゴムバンドは自由自在に伸び縮みできるので男性のみならず女性の方でも問題なく着用可能です。もちろんヘルメットに巻きつけておくことだって可能!
ただし、曇り止め加工が今一つです。一応フレーム上部に換気用の排気孔がありますが、肌と密着しているためファン付きのような快適さは期待できません。
曇り止めで曇らないように工夫するか、夏場や梅雨などといった湿気が多い時期での使用は避けた方がいいかもしれません。
サバゲー用ファン付きゴーグル おすすめ3選
冬場などといった空気が乾燥している時期ですとあまり問題ないのですが、夏場や梅雨といった湿気が多い時期ですと、肌に密着しているゴーグルは蒸れやすくなり汗をかきます。さらに曇りやすいうえで、汗が目に入ったりするともう地獄ですよね(笑)
フィールド内でゴーグルをはずすのは大変危険ですし、汗をぬぐっている時間は無防備になりがちです。
そこでここではファン(換気を行うための小型扇風機)を搭載している曇りにくいゴーグルをいくつか紹介していこうと思います。
W.F.B タクティカル ゴーグル GEN2
このゴーグルは内部にターボファンを内蔵しており、電源スイッチを押すと静かに回転し続けます。一番ベーシックで使い勝手が良いファン付ゴーグルがこちら。
フレームサイズは193mm×90mm×70mmと大型で、広い視界とクリアな透明度で戦闘をサポートしてくれます。
バンドの調整幅は370~560mmまで調整可能で、重さも電池を内蔵した状態で150gとかなり軽量なので、頭の大きめな男性から小柄な女性まで共通で使用できます。
また、サイズにもよりますがメガネも同時に着用することが可能ですので、メガネをかけている方におすすめです。
ただし欠点として、電池ボックスが外にむき出しの状態になっているので、ぶつけたり雨に濡らしたりすると壊れてしまう可能性が非常に高いです。
頭部全体をカバーできるヘルメットとの併用が好ましいでしょう。
SI タイプ ファン付き バリスティック ゴーグル
肌と接触する部分を柔らかいウレタンスポンジ仕様に変更し、尚且つファンはかなり小型のものを搭載しているので作動中もうるさくありません。装着時の快適さに着目して作られたのがこちらのタクティカルゴーグル。
動作電源も単三電池一本とかなりの低コスト。
外部に電池ケースを設けた際の欠点である脆さもかなり克服できており、水濡れや衝撃かでは壊れにくくなっています。
こちらの商品には標準装備のグレーレンズと取り換え可能なクリアレンズが付属するので、装備の雰囲気に合わせて付け替えることも可能です。
バンド軸には可変ステーを搭載しているので長期間装備していることによる頭への痛みもかなり和らげられます。
ただし、アメリカ人の顔のサイズに合わせて作られているので、特に鼻あたりのフィットが難しく少々加工する必要があるかもしれません。
ESSタイプ ターボファンゴーグル
プッシュスイッチでファンのハイ・ローを切り替えることで天候による影響にも順応でき、尚且つかなり小さな回転音なので敵に発見されるような心配もありません。機能性・耐久性で選びたい方におすすめなのがこちらのタクティカルゴーグルになります。
肌との密着綿には硬質のスポンジ状素材でできているのでフィット感でも他のゴーグルに劣りません。
ファンの電源は単三電池一本とこちらも低コスト。
外見も特殊部隊装備やPMC装備に順応できるようなハードな造りになっているので、幅広い装備の方におすすめできます。
ただし、鼻にフィットしにくいです。鼻が高い外国人を利用対象に作られているので、日本人にはややフィットしにくく、加工ができる方は鼻の付け根あたりにアクリル板などを細かく敷き詰めておくとフィットしやすくなります。
また、他のファンと比べると機能や性能が高い分少々お値段が高めです。
長期での使用を想定している方や、ファン付きゴーグルでどれを買えばいいかよくわからない方はこちらを買っておくことをおすすめします。
また、これは全てのファン付きゴーグルに言えることですが、極度に湿気が多い状態や炎天下などの時期ではどれだけファンをフル回転させても曇ります。
そういった場合は曇り止めオイルを塗って、曇らないように対策しておくことで視界を確保しやすくなります。
曇らない!サバゲー用メッシュゴーグルおすすめ3選
透明なレンズの良いところは何よりクリアな視界を確保できることにあり、サバゲーマーの中でも人気のゴーグルなのですが、やっぱりサバゲー中に問題視されるのが「曇り」です。
レンズ上のものはどうしても暖かく湿気を含むものが触れると曇ってしまう習性があるので、私もたびたび曇り止めオイルを塗っては苦戦しての日々です。
そんな曇りの煩わしさから解放されたい方におすすめなのが、曇らないメッシュタイプのゴーグル。
メッシュ状の金属板をフレームにすることで目をしっかり守りつつ尚且つ頭部への負荷を軽くすることもできます。
ここではおすすめの曇らないメッシュタイプゴーグルをいくつか紹介していこうと思います。
タクティカル メッシュ ゴーグル ブラック
大きさは通常のランニングサングラスと変わらないサイズで、肌に密着する部分にもやわらかめのスポンジを採用しているので長時間の使用にも問題なし!
メッシュレンズなのでもちろん曇らないですし、フレームも柔らかく、多少なら曲げ伸ばしすることも可能なので、幅広い層の方に活用いただけます。とにかく軽く、ゲームで長く走り回りたい人におすすめなゴーグルはこちら。
そして一番うれしいのがそのお値段!
伸縮可能な柔軟性をもつフレームと高耐久なメッシュレンズを兼ね備えておきながら、何と1000円を切るという安さなので初めて購入する方にも新たに買い替える方にもおすすめしたい商品です。
ですが、製造元がはっきりしていないため当たり外れがかなり大きいです。
ある方は3年間使っても全然壊れない!とおっしゃっていましたが、別の方は買って使用初日で壊れてしまったとおっしゃっていました。
あまり知名度のないショップで購入するのは避けた方がよさそうです。
S&T Zero タクティカルグラス スチールメッシュ
S&Tというメーカーを聞いてピンときた方も中にはいらっしゃるかもしれません。
このメーカーはエアソフトガンを中心に様々なサバゲーグッズを世界へ発信し続けているアジアの製造会社で、特にエアソフトガンは安価ながらも性能が高く、日本でも多くのユーザーに愛されています。私もその一人です(笑)
こちらの商品は重さが何と驚愕の60g!
レンズの部分をスチール製にすることでどんな強い衝撃にも耐え得ることができ、且つ従来の金属に比べて大幅に軽量化させることに成功しています。
メッシュの隙間もやや大きめに作られているので視界が暗くなってしまうこともありませんし、肌に密着するスポンジも柔らかいので長時間の着用でも何ら問題ありません。
ゴムバンドもある程度の長さまで調整することができるので、女性の方でも問題なく着用できます。ただし、ゴムバンドの付け根がやや貧弱です。
ピンポイントで直撃するようなことはほぼないと思われますが、もし付け根の部分に弾が直撃した場合は使用中にバンドがはじけ飛んでしまう可能性が考えられますので注意しておきましょう。
SHENKEL リビジョンタイプ メッシュゴーグル
「でもメッシュタイプって目との距離が近いしフレームが狭いからあまり好きじゃない・・・」
ご安心を。そんな方におすすめな曇らない大型のメッシュゴーグルもあります。
こちらのゴーグルはサイズが170×80mmとかなりの大型で、目とは約2センチほどの距離を保っています。
メッシュのサイズもやや大きめなので、メッシュ特有の「視界が暗くなる」という効果も軽減できます。
その上でワイドタイプの大型プロテクターなので、通常のサングラスタイプのものに比べると広い視界を確保することができます。
肌に密着する部分も厚めの柔らかい素材を使用しているので長時間の使用も問題ありません。
そして何より大型でメガネ対応なので、メガネを着用したままでも装備することができ、走ってもガタツキやずれが生じるようなこともありません。
ただし、この商品は値段相応な部分が随所に見られるので、他の高額商品のような高耐久性や機能性を兼ね備えているわけではありません。
お試しで買ってみる方や、とりあえず一回サバゲーに参加したい!というような方におすすめのゴーグルです。
メガネ対応!サバゲー用ゴーグルおすすめ3選
サバゲーマーの中にはいろんな人がいるわけでして、当然メガネを付けている人もいらっしゃいます。
メガネを付けての参加は何も問題ない(むしろウェルカム)のですが、その時に気になるのが、「メガネの上からゴーグルってつけられるの?」という点です。
確かにメガネの上にサングラスを装着するような行為ですから、一般的に考えるとちょっと不思議な感覚かもしれません。
ましてやピントが合っているメガネにレンズを覆い被せるような行為ですから当然不安も出てきます。
そこでここでは、メガネを付けていてサバゲーをもっと楽しみたい方におすすめなゴーグル、をいくつか紹介していきたいと思います。
サンセイ ワイドゴーグル 「ステンレスメッシュ」 SWG-1
大きさは18cmとかなり大きめなので、メガネをしたままでも利用できるので、メガネのサバゲーマーにとっては嬉しいですね。
またメッシュなので、曇らない&蒸れないです。
肌に密着する部分にもやわらかいゴムを採用しているので長時間の使用にも問題なし!幅広い層の方に活用いただけます。
しかもこの大きさで59gと軽く、ゲームで長く走り回りたい人におすすめなゴーグル。
ちょっと幅があるので、下が見えにくいという点は残念ですね。
それでも曇らない・傷つかない、そして視覚が良くてこの大きさなので安定感は抜群です。
bolle X500 アタッカー タクティカルゴーグル アジアンフィット
X800タイプと同じく防曇コーティングが表裏の両方に施されており、梅雨や冬といった曇りやすい季節でも曇ることなく視界を確保してくれます。先ほどご紹介したX800タイプゴーグルを製造しているボレー社が作ったゴーグルで、こちらはやや大きめにデザインされているためメガネをした状態でもそのまま装着可能です。
ベルトも調整が容易で頭部のサイズが60cm以上あっても問題なく装備できてしまうほどです。フェイスマスクとの相性も良いのでハーフマスクを別途購入しても問題なさそうです。
ただし、肌に接触するスポンジが汗や皮脂を吸い取ってしまっているので、一度外したら必ず手入れをしておいた方がよさそうです。
また、上の排気部分をヘルメットやキャップで防いでしまうと当然曇りますので、スペースを確保できる装備に着用することで効果を発揮しやすくなります。
bolle X800(T800) タクティカルゴーグル 実物
メガネが入るスペースは幅約14.5cmとかなり広く、こちらも眼鏡を着用したままで装着可能となっています。
EN/ANS規格もクリアしているので十分な強度・耐久性があり、この値段であれば大満足ですね。
またアジア人の顔に適した設計されているということで、フィット感も抜群です。
クリアで透き通るようなレンズなのでなので視野も良く、状況判断もしやすく、敵も狙いやすいです。
ただ曇らないように対策は必要です。
またレンズはポリカーボネートで、プラチナコーティングはされていますが、ポリカーボネート素材の宿命と言っても良いのですが、素材がしなやかな分表面が柔らかいので傷がつきやすく、また1年もすると黄色く変色はしてきます。
痛みとサヨナラ!フルフェイスゴーグルで味方の戦線を押し上げよう!
フルフェイスゴーグルについては他の記事でも少し触れていましたが、最近ではノーマルなものに加えてファン付きやサイボーグを模した高クオリティのものまで出回っているそうな・・・。
私個人としてはアイ○ンマンのマスクにボディプロテクターを付けて最前線で軽機関銃をぶっ放してみたいです・・・。
フルフェイスゴーグルのいいところはやっぱり顔全体を覆えるところ。
いくらガチガチのゴーグルで目の周りを固めていても鼻や頬にBB弾が当たると痛いですよね。
フェイスゴーグルのほとんどが顎までのラインをすべてカバーしており、弾がジャンジャカ飛んでくる最前線で弾幕を張っても引けを取りません。
ここではそんなフェイスゴーグルについておすすめな商品をいくつか書いていこうと思います。
東京マルイ プロゴーグル
二段階で回転数を調節可能なファンはスイッチのみで稼働し、防曇を施したレンズの内部をさらに換気してくれるので、曇って視界が悪くなるなってことはほとんどありません。東京マルイのファン付きフルフェイスゴーグルは今や初心者にとって必需品とまで言われるぐらいの人気を集めています。
動作電源は単四アルカリ乾電池二本使用で、稼働可能時間は最高150時間とかなりの高コストパフォーマンス!
レンズの部分はUV400コーティングレンズを使用しているので夏場の強い紫外線もしっかりガード。女性の方でも安心してご使用いただけます。
また広角タイプのゴーグルレンズなので、メガネかけたまま装着でき、視野も広いです。
頬の部分のプロテクターは銃に頬付しやすいようにスリムに設計されているので正確なエイミングも可能です。
カラーはブラック・コヨーテブラウン・グリーンの三色で、幅広い装備に合わせることが可能です。
ただし、デザインがやや無骨すぎるかもしれません。
他のタクティカルフェイスマスクに比べるとただ顔面を保護するためだけののっぺりとした感じが拭えないので、自分の装備をより魅力的にしたい方にはおすすめできないかもしません。
SCOTT フルフェイスゴーグル
各所に換気用の穴を設けたこちらのゴーグルは、レンズ部分こそプラスチックなものの、夏場や梅雨といった湿気が多い時期や走ったりして息が上がった状態でもレンズが曇るのを大幅に防いでくれます。パッと見モトクロスのドライバーが装着しているようなフェイスガードに見えますが、アメリカをはじめ、その人気は絶大!
また、耳までカバーが伸びているので横から撃たれて耳を抑えて倒れこむ・・・なんてこともなさそうです(経験談)
目の上の部分にはバイザーが備わっているので日差しが強い時期でも太陽光による視界の消失をせずに済みそうです。
着用方法も頭頂部からゴムバンドを斜めにひっかける感じなので走ったりしてずれたりする心配もなく、顎部分にもしっかりフィットしてくれます。
GoodsLand 【 ゴーグル単体 使用可 】 フェイスガード ゴーグル
「とにかく耐久性が高くて品質がいいものを選びたい!・・・でも財布に余裕がない・・・」
そんな方におすすめなのがこちらのフェイスマスク。
このフェイスマスクはゴーグル部分とマスク部分の2部分で構成されており、合体した状態での使用はもちろんのこと、ゴーグルとマスクを分割して自分の好きな装備に取り換えることもできちゃいます。もちろんジェットヘルメットとの併用も可能!
肌に密接する部分には高品質のクッションを使用し、万が一転んだりぶつかったりした際にも衝撃を吸収してくれます。
頬の部分にはエアフィルターを搭載し、長時間の着用によるレンズの曇を軽減し、マスク内の空気を循環してくれるので、気分が悪くなったりすることも少ないです。
仕様によっては装備していない場合もありますが、風や埃、砂などの浸入を防ぐマウスフィルターも内蔵しているので悪天候だったりフィールドコンディションが悪い時だったりでも十分活躍します。
APS Alone Maskフルフェイスゴーグル
限界まで顔の輪郭に合わせて作られたこのマスクはヒットされがちなおでこや耳もしっかりカバーでき、ホールド部分上部に設けられたスリットによってマスク内の湿気を放出し、曇りにくくしてくれます。スリムなフェイスマスクがお望みの方はこちらもおすすめです。
マスク縁部分のゴムも肌に優しくフィットするので、戦闘中にダッシュしたりジャンプしたりしてマスクがずれることもなさそうです。
頬の部分の余計なプロテクターを大幅に削ぎ落として人間の頬と似たような形にすることで銃に頬付することも容易になっています。
大きさにもよりますが、メガネの着用にも対応しているので、より広い層の方に愛用いただけるかと思います。
ヘルメットとの干渉はほぼありませんが、フリッツタイプのような隙間が大きく開いているようなヘルメットとは相性がいいものの、タクティカルタイプのような頭にしっかりフィットするタイプのものを着用する際は何らかの加工が必要みたいです。
next.design 台湾陸軍特殊部隊モチーフ フルフェイス マスク (ブラック)
このフェイスガードの商品ページを見たとき、どこかで見たようなデジャヴを感じたのですが、「レインボーシックスシージ」に登場するヴィジル君と「バトルフィールド4」のマルチプレイに登場する中国軍援護兵がデフォでかぶっているマスクでした(笑)
二層による防塵マスクなので砂埃や塵を大幅にカットし、厚手で丈夫な素材のマスクなので、ちょっとやそっとの衝撃で破損するようなこともまずありません。
顔に密接する部分にはスポンジマットが備わっているので顎や鼻が痛くなるようなこともありません。
海外製特有のシミやニオイもほとんどなく、広範囲の視野と程よい肌触り、重量も約400gとこの手のマスクの中では軽量で装着時にずれるようなこともないので、最前線で弾幕を張りたい方にも、アタッカーとしてフィールドを縦横無尽に駆け回りたい人にもおすすめです。
ただし、見ての通り顔のサイズに制限があるので、顔のサイズがやや大きめの人は横や下からはみ出てしまう可能性があります。
また、他のメッシュタイプレンズに比べると目が粗く視界が暗めなので、加工が可能な人は違うレンズに変えてみても良いかもしれません。
迷ったらこれ!初心者からベテランまでおすすめな「ボレー社製のX800タクティカルゴーグル」
ゴーグルは頭部の目の部位に来る装備品で当然目立ちます。
個性豊かな方が多いサバゲー界では他人よりもいい装備や珍しい装備で目立ちたいと考える方も多いのではないでしょうか?
でも逆に、見た目だけで選んでしまってはケガをしてしまうリスクも大いに発生してしまいます。
そこで私がおすすめしたいのはボレー社製のX800タクティカルゴーグルです。
bolle X800(T800)タクティカルゴーグル 実物
視界も広く確保されており、厚縁のゴーグルのように左右端が見えない!などといったもどかしさもありませんし、調整可能なゴムバンドで頭の大きさに合わせて自由のサイズを変更することができます。こちらのメガネはレンズ部分がポリカーボネート製で耐久性に優れ、鼻の密着部分には多少の隙間が設けられており、ゴーグル特有の「密着し続けて曇る」なんて心配も必要ありません。
アジアンフィットのものが多く出回っているので、ブカブカで全く使えないなんてこともなさそうです。
また、レンズの色を変えるシールも別途販売されているので、自分の装備に合わせての雰囲気を自由自在に変えることもできそうです。
お値段は多少張りますが、機能性や安全性、耐久性を考えると断トツでおすすめできるゴーグルです。
サバゲー用ゴーグルのまとめ
ゴーグルと検索すると大手通販サイト等ではスキー用だったりバイク用だったり、サバゲー用のゴーグルも出てくるのですが、極稀にめちゃくちゃかっこいいスキー用マスクとか売ってあったりするとそっちに注意が行きがちになってしまいます・・・私だけかもしれませんが(笑)
サバゲー界というものは個性豊かな方が多いもので、普通の装備じゃ満足できずかっこいい装備の方を選びたくなってしまう場合も多々あります。
もちろんカッコいい装備を選ぶことは悪くはないのですが、外見ばかりに気を取られていざ使ってみると一回目の使用で壊れてしまったり・・・そうなってしまっては目も当てられません。
この記事を読んでくれた方に少しでも正しい情報を提供して、正しいお買いものをしていただくことが私の願いでもあります。
是非正しい知識で自分に合ったゴーグルを選んでくださいね!
それではまた!
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