世界屈指の軍隊と言えば、やはり米軍。
様々な戦場の実践で活躍する米軍装備は、サバゲーにおいても活用できるのは言うまでもありません。
今回は、そんな米軍装備を知ることでサバゲーで長く生き残り、相手をヒットさせることに繋がればと思います。
米軍装備でおすすめの商品も紹介していくので、サバゲー装備を迷っていたり、新しく装備を手に入れたりしたい方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
サバゲーにおける米軍装備の有効性とは
サバゲーでは実践と同様に、「相手に見つかりにくいこと」、「制圧力のある火器」が装備において戦況を左右します。
米軍装備は軍事メーカーが米軍に売り込み、それを米軍が採用する方法を採っており、常に技術革新が行われています。
しかし、アメリカ国内メーカーで揃えることは難しいため、ドイツやイギリスを始め、他国からも装備を仕入れています。
数々の戦場で勝利を収めてきた米軍。
軍人の数や装備の充実が他国に比べ、優れていたのは間違いありませんが、常に軍事力を強化し続けてきた国なだけあって、装備に対する意識が高いです。
米軍装備は、映画や漫画、ゲームで度々登場し、人気がある装備が多いです。
そのため、市場に多くの米軍装備が出回り、サバゲーに向け入手しやすい状況です。
特に、米軍装備における銃はエアガンとしていろんな会社から販売され、カスタムパーツが充実しています。
個々の米軍装備については、後に詳しく説明しますが、技術革新や様々な戦場を乗り越えてきた米軍装備だからこそ、サバゲーに有効的であることは間違いなしです。
サバゲーで使いたい米軍装備 ~制圧力優秀な「銃」編~
ここでは米軍装備の銃について、とりわけエアガンとして販売されている物を紹介します。
大変多くの銃が登場します。サバゲーではどのエアガンを使うか、迷ってしまいますね。
米軍装備におけるハンドガン
M9
イタリアのベレッタ社が「モデル92」として開発した自動拳銃。
アメリカ軍はこれを「M9」として正式採用しました。
M1911
日本では「コルト・ガバメント」として親しまれているハンドガンです。
エアガンとしては、エアコキや電動、ガスブロのいずれでも買うことができます。
それほど、人気のハンドガンになります。
米軍装備における短機関銃
MP5
ドイツのヘッケラ―&コッホ社が開発した短機関銃。
精度が高く、特殊部隊にも使用されています。
エアガンでは、原型のMP5から派生したモデルが展開されるほど人気が高いです。
MP7
短機関銃とは正確には違い、PDW(Personal Diffence Weapon:個人防衛火器)が正確な銃の種類となります。
短機関銃と似ているため、操作性は抜群です。
米軍装備におけるアサルトライフル
M16
元は、アーマライト者が「AR-15」として開発した製品を、米軍が「M16」の名称で採用した小口径自動小銃。
M4
コルト社が開発したアサルトカービン。
エアガンでは電動やガスブロはもちろん、M4をベースとした幅広いカスタムガンが流通しています。
また、カスタムパーツが豊富で、M4からカスタムをし始める人が多く居ます。
HK416
ヘッケラ―&コッホ社が開発したアサルトカービン。
M4まではいきませんが、エアガンでは人気のある銃でカスタムガンが流通。
アウターバレルは、細かな位置調整がしやすい、フリーフローティング方式が採用されています。
そのため、オプションパーツを取り付けて自分なりの使い易さを楽しむことができます。
SCAR
ベルギーのFNハースタル者がSOCOM(アメリカ特殊作戦軍)向けに開発したアサルトライフル。
正式な製品名としては、MK16やMK17があります。
エアガンとしては、フランスのCybergun社がガスブロ、東京マルイが次世代電動ガンとして販売しています。
米軍装備における散弾銃
M500
Mossberg社が開発した散弾銃。実銃は高い耐久性を誇り、軍や警察・民間に広く使われています。
エアガンではマルシン社からのみ販売されています。
M4
イタリアのベネリ社が開発した散弾銃。
米軍に正式採用された際には、「M1014」として採用されました。
ピカティニーレールが取り付けられていたり、ショルダーストックが伸縮式になっていたりするため、外装のカスタムや使用する用途に合わせて調整ができるのが特徴です。
M870
アメリカのレミントン・アームズ者が開発したポンプアクション式散弾銃。
米軍だけでなく、他国にも広く愛用されています。
米軍装備における機関銃
M249軽機関銃
ベルギーのFNハースタル社が開発し、アメリカの現地法人が国産化したMINIMI軽機関銃。
「ミニミ」と呼ばれているのはこの銃のことです。
分隊支援火器としても使われ、小部隊の火力不足を補ったり、弾幕をはったりするために使われています。
M60機関銃
アメリカの機関銃。
ミニミよりも前の1950年代からアメリカ軍の汎用機関銃として使用されました。
M240機関銃
NATO加盟国軍が採用しているFNハースタル社製の「FN MAG」をアメリカ軍向けに改修設計した汎用機関銃。
エアガンとしては不可能な使い方になりますが、アメリカ軍では、戦車に搭載する同軸機銃として採用されました。
その後に、歩兵用に採用されたのがM240です。
ブローニングM2重機関銃
アメリカのジョン・ブローニングが設計した重機関銃。
口径が0.50インチであることgから別名「キャリバー50」と呼ばれています。
開発されてから80年以上も経ちますが、現在でもこのM2を超える重機関銃が現れず、広く現在も使用されています。
米軍装備におけるライフル・狙撃銃
M14
アメリカのスプリングフィールド造兵廠(アメリカ国営の小銃開発機関)が開発した自動小銃。
米軍での制式名は”United States Rifle, 7.62 mm, M14,”。
後継の銃が開発されているものの、ベトナム戦争時の導入以降未だに使われ続けている自動小銃です。
M110狙撃銃(M110 SASS)
アメリカのナイツアーマメント社が開発したセミオート式スナイパーライフル。
イラク戦争時、敵の過激派が使用する半自動式狙撃銃ドラグノフに対抗するため、SASS(半自動狙撃銃システム)の開発が求められ、このM100SASSが開発されました。
ちなみに、M100Aという米軍採用名の狙撃銃が存在するが、M100SASSとは全く違うもののため注意が必要です。
バレット M82
バレット・ファイアーアームズ社が開発した12.7㎜弾を使用する大型のセミオート式狙撃銃。
元々は戦車の装甲をも貫通させるために開発されたが、現在は装甲の改良がほどこされているため、貫通させる威力はない。
しかし、対人においてはその威力が発揮されるため、現在も使用されています。
米軍装備における擲弾(グレネード)
M203グレネードランチャー
AAI(アキアゴ・アームズ・インダストリーズ)社が開発したM16アサルトライフルやM4カービンに装着して使用する擲弾発射機。
銃身下に装着して使用するほかに、ストックと付けて単体で使用することが可能です。
実銃では、グレード弾を使用するため、榴弾や照明弾、発煙弾など、使用方法はバラエティーに富んでいます。
サバゲーで使用する際は、1度に複数のBB弾を発射し、「面」で前方を制圧することが可能です。
M320グレネードランチャー
ドイツのヘッケラー&コッホ社が開発した40㎜グレネードランチャー。
M203にとって替わるもので、指導方法はM203と同様です。
サバゲーで使いたい米軍装備 ~憧れの「服装」トップス・ボトムス編~
前項で銃について説明してきましたが、やはり装備では服装…身だしなみ…外見も大切ですね。
そこで、ここでは一通り、米軍の服装をご紹介します。
BDU(Battle Dress Uniform:戦闘服)
ACU(Army Combat Uniform:陸軍戦闘服)
迷彩のパターンはUCPやマルチカムを使用しています。
迷彩パターンに関しては、下記のページに詳しく説明していますので、ご覧ください。
A2CU(Air Crew Combat Uniform:空軍戦闘服)
迷彩パターンはUCPですが、空軍のため、防火素材のARAMADが使用されています。
つまり、見た目は陸軍用のACUと変わりません。
ベスト
ロードベアリングベスト(略称:ITLBV)
サスペンダーとマガジンポーチが一体となったタクティカルベスト。
防弾パッドを入れず、マガジンの出し入れを用意にすることのみを求めたベストです。
FLCベスト
FLCとは「Fighting Load Carrier」の略で、戦闘シーンに合わせて個人がオプションを選択して装着することができるモールシステムのプラットフォームベストです。
これを一着持っていれば、屋外や室内での接近戦等、様々なシーンに合わせてタクティカルベストを調整できます。
モール クロス ドロー タクティカルベスト
「MV-1」という型がとても広く知られており、レプリカもこのMV-1方の物が多く出回っています。
アムニション キャリング ベスト
グレネード弾を収納するポケットが多数付いた弾薬運搬用ベストです。
弾薬を運んでいる時、一つでも撃たれたら‥考えたくないですね…。
ラック ベスト
R.A.C.K(Ranger Assault Carrying Kit)に含まれるベストのことです。
こちらもモールシステムが施され、自由にオプションを配置できるプラットフォームです。
ベストより、チェストリングに近い感覚です。
サバゲーで使いたい米軍装備 ~憧れの「服装」アクセサリー編~
ブーツ
ジャングルブーツ
高温多湿なジャングルでの作戦に適したブーツ。
デザートブーツ
デザート(砂漠)での作戦に適したブーツ。
ラットブーツ
RAT(Rugged All Terrrain)は山岳地帯など、凸凹道に対応したブーツです。
コンバットブーツ
歩行性や耐久性、防水性などバランスの取れたオーソドックスな戦闘用ブーツです。
タクティカルブーツ
市街地戦や特殊部隊に用いられるのがタクティカルブーツです。コンバットブーツよりもソフな作りで、ソールに柔軟性があったり、滑れにくいように設計されています。
帽子・ヘルメット
ブーニーハット
ツバが一周しているハット。その形状により、相手から視認されにくくする性質があります。
タクティカルキャップ
マーパットキャップ
フリッツタイプ ヘルメット
「M88」という型のヘルメットです。
バリスティック ヘルメット
グローブ
フライトグローブ
防寒用のフライトグローブです。
ロックフォール センサー グローブ
耐久性もありながら、精密な機械も操作できるように設計されたグローブです。
プロテクション フル フィンガー グローブ(SWAT)
指の表面を保護し、掌は摩耗に耐えられるように設計されたタクティカルグローブです。
コンバット グローブ
摩耗する箇所を厚くし、耐久性を考えたグローブです。
サバゲーにおける米軍装備 まとめ
以上、たくさんの米軍装備を紹介してきました。
日本に住んでいるため、米軍装備を揃えるのは難しいかもしれません。
ただ、「米軍放出」「米軍払い下げ」などとうたって、実際に米軍が使っていたり、使用しなかった装備を民間人に販売したりした物を、日本のミリタリーショップが輸入し、それを私たちは買うことができます。
それでも、アメリカ本国では、米軍に共有しているサプライヤーが多く存在し、そのサプライヤーが米軍に共有した品と同じ物や、近い仕様の物を民間人に販売しています。
アメリカ本国へ行く機会があれば、ぜひ現地のサプライヤーへ訪れてみてください。
また米軍についてたくさん話をしてきましたが、日本の自衛隊についてはどうなのか、と疑問が生まれた方がいるかもしれませんね。
日本では、アメリカほど軍事産業が盛んではありません。
日本にもサプライヤーは存在しますが、競合の激しいアメリカには開発費でも性能でも劣っています。
しかしながら、日米合同訓練時は、自衛隊の行動力や実績で米軍を驚かせていました。
装備で劣る分、技能面でカバーしていると思う、自衛隊が誇らしいですね。
米軍vs自衛隊を同じ兵士数でやった場合、装備の充実では米軍に軍配が上がり、技能面では自衛隊に軍配が上がるかもしれません。
もちろん、こんな状況にはなってほしくないですが…。
日本とは違い、軍事産業の競争が激しい米国では、これからも益々技術革新がされていきます。
最新装備を揃え続けるのは難しいですが、歴代の米軍装備の中から、お気に入りを見つけて、頭から足のつま先まで揃えるのもいいかもしれませんね。
ぜひ、これからも米軍装備にご注目ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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