「お気に入りのエアガンの色のバリエーションが少ない・・・」「エアガンを塗装してみたい!」「映画やゲームで見たデザイン、色にしてみたい!」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
でも塗装は難しそう、初心者には無理というイメージが大きく、一歩踏み出せないことが多いでしょう。
しかし、やってみなければ始まりません!
塗装は難しい部分もありますが、大事なのは経験とちょっとしたコツです。
エアガンを塗装するきっかけとなるように、ここでは初心者でもわかりやすく、実践できるよう内容を伝えていきたいと思います。
この記事の目次
エアガン塗装とは
エアガン塗装で重要なのはまず、「しっかりとした道具の準備」と、「やり方の下調べ」、そして「費やす時間と根気」です。
エアガン塗装では使用道具として「スプレー塗装」が主流となっています。
他にも塗料を塗る方法がありますが、スプレーの方が塗料を霧状に吹くことができ、細部や隙間等に塗料をかけることが可能で、やり方次第でムラを少なく塗装することが可能です。
また「ダメージ塗装」「複雑な模様」「迷彩色」など、スプレー塗装では綺麗に塗装することが出来ます。
ですので、これから説明する内容は、「スプレー塗装」を主眼とした説明を行っていきます。
エアガン塗装するにあたって注意すべき点
実践には、やり方を頭に入れておかなくてはなりません。
スプレーを塗布するだけで簡単ではないかと思いますが、正直、スプレーを吹き掛けて塗装することは簡単で、初心者でも容易に出来ます。それでも構わないという人はそれでも良いと思います。
しかし、「綺麗かつ剥がれにくい塗装を行う」には手間を掛ける必要があります。
実際にはメイン色塗布の前に、「脱脂とヤスリ掛け」、「下地の塗布処理」、「仕上げのクリア塗装」など、複数の工程があります。
ですので、一つ工程をミスするだけで「再塗装」や「塗装の剥がれ」や「ムラ」に繋がってきます。
また、吹きかける距離や目安回数もありますので、「塗装の仕方」や「塗装する材質」といった手順や特性を理解しておくことが重要です。
スプレー塗装の場合、乾燥には時間を要します。
完全に塗料が乾燥するのは1週間程度かかります。
塗装自体も一回で全て塗れる訳ではなく、複数回に分けて薄く塗装し、厚塗りをしていく工程となりますので、時間と根気がいる作業になります。
一度、塗装を失敗すれば、はがし剤で塗装をはがすことや、やすり掛けをしなければならない工程が増えてきます。
そこでも時間を費やしてしまうことになってしまうので、それを踏まえたうえで挑戦していくことが重要です。
ネットでは初心者でも簡単と謳っているとこもありますが、正直、熟練者でもミスする場合がありますし、大事な愛銃に簡単には落とせない塗料を塗る訳ですから、そこは慎重にいきたいところでありますので、容易に簡単とは言えません。
ですので、変に緊張する必要はありませんが、慎重かつ丁寧さが求められるということをお覚えておいてください。
スプレー塗料は有毒性があります。必ず火気厳禁ということと、塗装の際は、なるべく風の影響を受けない屋外や、屋内であれば窓等を解放し、通気性を良くした状態で行うことが必要です。
また、隣接している家や人にも匂い等の迷惑にならないように気を付けてください。
エアガン塗装に必要な道具とその用途
エアガンを塗装する際に使う道具は、そんなに多く難しくはありません。
入手はホビーショップであれば全て揃います。最近では100円ショップでも揃えることが可能ですが、塗料だけは止めておいた方がよいです。
一つあたりの量が多くありませんし、ホビー用に作られている訳ではないので塗料の乗りが悪かったりします。ここからいくつか必要道具をご紹介いたします。
エアガン塗装道具その1 サンドペーパー(ヤスリ紙)
サンドペーパーは、エアガンの塗装する前の下地処理で使用します。
塗りたい場所にそのまま塗料を塗ってしまうと、塗料の付きが悪い状態なので、剥がれの原因になります。
塗料の付きを良くするため、塗装する部分やパーツにヤスリを使い磨きます。
使用するサンドペーパーの目安は1500番から2000番を使用してください。
このサンドペーパーの番号は、目の細かさを表しています。
番号が大きければ目が細かく、きめ細やかに磨くことが出来ますし、番号が小さければ目が粗く、ですので粗い磨き上げになるので傷が目立つことになります。
このサンドペーパーの工程を簡単に言えば、目の細かいやすりで塗装部分に傷を付け、塗装の乗りを良くすることにあります。
細かいサンドペーパーを入手する際は、ホームセンターまたはホビーショップをおすすめします。
エアガン塗装道具その2 マスキングテープ(スプレー)
塗装する際に、塗料を付けたくない場所に「マスキングテープ」を張り、塗料の付着を防ぎます。
スプレー塗装は霧状に塗料を吹き付けますので、ピンポイントに塗料を付けることが出来ません。
ですので、マスキングテープを使い、塗装する場所としない場所を分ける必要があります。
また、使い方によっては、マスキングテープに型を作って貼り付け、模様や型の塗装を作り上げることも可能です。
エアガン塗装道具その3 サーフェイサー
塗料を吹く前の下地を作るスプレーです。
こちらも塗料の乗りを良くするための物です。
吹いてみると一見普通の塗料スプレー(グレーorホワイト)と変わりなく、メイン色の塗料をサーフェイサー代わりに出来ないのかと思いますが、塗料の付きを良くするため、色塗料とは成分が違うもので、プライマーが入っているものは金属の塗装でも、塗料の付きを良くしてくれます。
また、塗装面の材質色が透けるのを防いでくくれますので、ここは確実に入手しておくべき物です。
エアガン塗装道具その4 メイン色塗料(スプレー)
塗装するメインの色になります。
メーカーによっては、同じ色のスプレーで同じ名前であっても、色に誤差があったりします。
大抵、スプレー缶の蓋がその色になっており見やすくなっていますが、そこも実際、スプレーを塗布してみると若干色の誤差があったりしますので注意が必要です。
塗料スプレーは、各色番号が振られており、事前にどの塗料を選ぶかを吟味するところで、その番号の塗料を覚えておけば便利です。
塗料には、同じ名前の色で番号が違うものが複数あったりします。
パーツと見、同じ色ですが番号が違う以上、塗料の成分も違い、乾燥後の色の違いも出てきますので、事前の下調べをしとく必要があります。
または、塗装したい色で、似たような色を複数買い、試し吹きして判断するというのも一つの手です。
エアガン塗装道具その5 クリア塗料(スプレー)
仕上げのコーティングです。
透明な塗料が何故必要と思いますが、メイン色の塗料そのままでは、傷や擦れで剥がれが生じてきますので、クリアを塗布しコーティングします。
クリアには艶出しと艶消しがあり、艶出しは塗布すると光沢が出る使用です。
どのような仕様にしたいかで異なりますが、エアガンの場合、塗料そのままの味を出したいので「艶が出ない艶消し」を選ぶのが主流となっています。
エアガン塗装道具その6 ペインティングスタンド(塗装ベース)
パーツ等を塗装する際、最初に片面を塗装して乾燥後、裏に返しもう片面を塗装する方法を取ります。
大きいパーツですとその方法で行うことが多いですが、細かい小さいパーツであれば、爪楊枝や竹串等の棒にパーツを固定し、1度に全方向から塗装することが可能です。
裏に返すやり方ですと、片面ずつを厚塗りする関係で、色の境目やムラが出てしまうこともあり、本来であれば全方向から塗装することが望ましいのです。
棒に固定したパーツはその後、ダンボールや発泡スチロール等の棒が刺しやすいものに固定し乾燥させるので、そのアイテムとして乾燥させる台座が必要になります。
ホビーショップでは、ホビー用の塗装ベースが入手可能ですので、手元に何もないということであれば一つ入手するのも良いです。
エアガン塗装道具その7 はがし剤・うすめ液
塗布した塗料を剥がす際に使用します。
塗装した際に、液ダレや色ムラ、ゆず肌等が発生してしまった場合、その部分又は全ての塗料をはがして再塗装する必要がありますので、塗装する上で失敗しないとは確実に言えないので、用意することに越したことはありません。
エアガン塗装道具その8 新聞紙、ダンボール、ゴム手袋
塗装する上では、床や周りに塗料を飛ばさないようにしましょう。
他に塗料が付着してしまった場合、うすめ液やシンナー等で落とすことになりますが、付着した場所の色落ちや劣化に繋がりますので、しっかり塗料が他に飛散しないようにガードしましょう。
エアガン塗装道具その9 脱脂剤
塗装する際は、複数のパーツや、エアガン全体を塗装する場合もあります。
パーツであれば、エアガンからパーツを取り外し、基本は中性洗剤で脱脂を行いますが、エアガン全体をそのまま塗装する際は容易には脱脂作業が出来ません。
その際は、脱脂剤を染み込ませた脱脂綿等でエアガンを吹いていき脱脂していく必要があります。
ここからが本番!エアガン塗装のやり方
第1作業 サンドペーパー掛け
サンドペーパー掛けを行います。
塗装する部分をやすりで細かい傷をつけて、スプレー塗装した際、塗料の付きを良くするための作業です。
プラスチックパーツの場合は「塗装する箇所が白く濁るまで」を目安にペーパー掛けを行ってください。
元々、塗料が付いている場合はその塗料を落とす必要があります。
その際は、「はがし剤」や「うすめ液」で拭き落としてください。
また、800番台のペーパーで塗料削り落とすことも一つの手です。
ペーパーの場合、やり過ぎてしまうとエアガンのパーツ本体までを削ってしまいますので注意しましょう。
800番削りますと削った面が粗くなっていますので、その後1500番から2000番でペーパー掛けを行い、傷を細かくし塗装面をフラットにしてください。
塗装面の手触りがザラザラから、ある程度サラサラなります。
金属パーツの場合、大抵が塗装してある状態にあります。
柄や模様、アクセント、ダメージ加工による塗装であれば、剥がす必要はありませんが、オールペイント(全塗装)となると、全ての塗料を落とし、金属の地金が見えるようにしなければなりません。
塗料の上から再塗装を行うこともできますが、塗装の長持ち期間は保障出来ません。
エアガンの金属パーツはアルミが使用されていることが多いので、これもまたペーパー掛けによる削り過ぎに注意が必要です。
第2作業 脱脂作業
脱脂作業を行います。
脱脂作業は「塗装する部分に付いた油分や汚れを落とす作業」で、脱脂するには中性洗剤を使います。
普段家のシンクや洗面台で使用している中性洗剤で構いません。
塗装する箇所が取り外し可能な場合はパーツを取り外し、洗浄作業を行ってください。
注意点はパーツの溝や端に汚れや埃が付着していますのでしっかり落としましょう。
シンク等これを怠ると「塗料の剥がれ」や「ゆず肌」、ゴミや埃が付いた状態での塗装になってしまうのでしっかり行いましょう。
その後はしっかり洗浄した時の水分を拭き取り乾燥させてください。
また拭き取りは素手で作業を行わないでください。再度手の油分を付着させてしまうことになります。
ゴム手袋やプラスチックグローブを使用することが望ましいです。
拭き取りに使用するクロスも雑巾やタオル等で無く、拭き取り専用のクロスを使用することが望ましいです。
雑巾やタオルでは布の繊維や埃が付着しやすいので、乾燥後が大変になります。
第3作業 マスキングテープの貼り付け作業
「塗装する箇所」と「塗装しない箇所」を分けるための、マスキングテープの貼り付け作業を行います。
注意点は、しっかり隙間なく貼り付けることです。
隙間があることで、霧状の塗料が侵入してきますので仕上がりが悪くなります。
柄や模様を付けたい場合は、大きめのマスキングテープにデザインを書き込んでカットしておき、塗装したい場所に貼り付けます。
それ以外の箇所はしっかりマスキングをしてください。
この時に素手で行うと、手の油脂や汚れ、ゴミが付き、せっかく洗浄して脱脂したのが無駄になっていまいますので、ゴム手袋等を付けて行うことをおすすめします。
第4作業 サーフェイサー吹き
サーフェイサーを吹き、下地処理をしてください。
吹き方はこの動画がわかりやすいです。
あらかじめサンドペーパー掛けした箇所は、塗装する面がフラットな状態ではありません。
なので、サーフェイサーを吹き、「面をフラットに近づける目的」と、サーフェイサーの効果で「メインの塗料の付きを良く」します。
注意点として、スプレー塗装する際は、近すぎても遠すぎてもダメです。
塗料が上手く乗る適度な距離で吹き付ける必要があります。
塗装する面から約20~30㎝程度の距離からが良いでしょう。
もう一つの注意点は、スプレーは一点の箇所に吹き付けるのではなく、スプレーを右から左、左から右等に流しながら吹き付けてください。
塗料は一度に多く吹き付けるのではなく、薄く塗っていきましょう。
一気に塗ってしまうと、塗料が液として垂れてきてしまう(液ダレ)ので、慌てずに行っていきます。
1度塗ったら5分~10分の間隔をおいて、同様の塗り方で重ね塗りを行ってください。
サーフェイサーの乾燥には30分から1時間を取ってください。
その時の温度、湿度によって乾燥時間が変動してきますが、おおむねの目安としてください。
第5作業 本塗装
下地処理したサーフェイサーが乾燥したら、次に本塗装に入ります。
ですが、本塗装の前に「サンドペーパーによるペーパー掛け」を行うやり方もあります。
これは乾燥後の「ゆず肌や凹凸を平らにするため」と、「本塗装における塗装の付きを更によくするため」の目的で行います。
ペーパー掛けを行う場合、「面のフラット目的」であれば、番数が高い目の細かいペーパーを使用し、「本塗装の付きを良くする」場合は、番数が低い目の粗いペーパーを使用するのが良いでしょう。
ペーパーをやり過ぎると、下地が削れ、材質が出てきてしまうので注意してください。
本塗装は、先ほどのサーフェイサー塗装のやり方と同様で、薄く重ね塗りを行ってください。
ただ、サーフェイサーとは違いますので、乾燥間隔においては30分から1時間をおいてください。
慌てず丁寧が重要です。
色ムラ等が無くなり、塗装箇所をまんべんなく塗り終えましたら、塗料を完全乾燥させます。
おおむね2日~3日、確実な乾燥であれば1週間をおいてください。
第6作業 クリア吹き
最後の作業です。
完全乾燥した塗装面にクリアを吹いていきます。
クリアを吹くことで、「本塗装面に傷が付く」ことや「剥がれが出る」のを防ぎます。
また、艶出しクリアを選べば、光沢ある質感を出すことも可能なので、光沢を好む方には良いでしょう。
特にクリアは、薄いクリアですと、少し擦れたり、ぶつけただけで本塗装に影響がでますので、厚塗りすることをおすすめします。
やり方は本塗装と同様、乾燥間隔と完全乾燥の時間に注意して行ってください。
クリア後の完全乾燥が終了次第、完成となります。
エアガン塗装の技!リアルに出来る特殊塗装
様々な塗装エアガンを見てみると、単色塗装の他に、戦場仕様なダメージ塗装、森林や草地に特化したデザイン塗装、都市型迷彩、等、特殊かつリアルな塗装が施されているものがあります。
実際、そのリアルな物を作りたいが難易度が高いと思うかもしれません。
しかし、やり方次第では、身近な物と道具を使用して、作成することが出来ます。
ダメージ塗装
この使用は「実際に戦場で使用されているかのような」質感と雰囲気を出すことができます。
実際の兵士は、砂漠地帯や中東など乾燥地帯での戦闘を考慮し、主要武器全体を「TANカラー」で塗装することがあります。
塗装方法は実際に、上記で説明した工程きっちり行うことはありません。
全体をまんべんなく塗装するだけで、戦場で目立たなく溶け込める目的で塗装されています。
戦場で使用されるため、塗装は所々剥がれや傷がついて雑な塗装に具合になっています。
この状態を再現するのが、味とカッコよさがあり人気となっています。
作成にあっては、実際と同じく、全体にTANカラー塗装しまう、その後サバゲー等で使用していけば、塗装の剥がれや傷が出てきますので、リアルな雰囲気が出てきます。
手早くダメージ塗装を作りたい場合はまず、TANカラーを全体に塗装したあと、塗料が乾く前に乾いたクロス等でグリップ部分や、マガジン、ハンドガードなど実際に擦れる部分、傷が付く部分、各パーツの角等の部分の塗料を拭き取ってください。良い感じのダメージ塗装が出来上がるはずです。
他にも、剥がれで金属面が出ているダメージも作りだすことが出来ます。
先ほど同様、金属の質感を出したい箇所にメタルシルバー等の塗料を軽くふき、クロスで拭き上げるか、クロス本体に塗料を吹きかけ、本体に拭くように塗っていく方法があります。
塗料が少し残るように、同じく各パーツの角部分に行うと良い雰囲気が作り出せます。
森林、リーフ迷彩塗装
この塗装は、森林や草地の中でカムフラージュ迷彩としての効果を発揮します。
実際に、市場で出回っている塗装されたエアガンを見てみると、葉や草、木の枝の形や、複数の色に別れた複雑な塗装になっています。
塗装方法にあっては、そのフィールドの状況に応じたカムフラージュ色を選ぶ必要があります。特に気にせず作成するのであれば、用意するのは、リーフグリーン、ブラック、オリーブグリーン、オリーブドラブ、ライトグリーン、パーカシルバー等の草や葉系の色を使用します。
塗装したい背景色によってベースとなる色が変わってきますが、ポピュラーなやり方は、グリーン系の色をベースとして最初に全体塗装を行い、その上に実際の葉や草、木の枝等を乗せ、用意した別の色で上から吹き付けていきます。すると、その葉、草、枝の型が残ります。
これを一つ一つやっていくと森林、リーフ迷彩を作り出すことが出来ます。色と色の境目分からないような迷彩を作り出す場合には、マスキングテープの使用で、塗装したく無い箇所を除いて使用せず塗装を行うと良いです。そうすることによって、色と色の境目が徐々に変わっていく塗装を作り出すことが出来ます。
デジタルピクセル迷彩
市街地や都市に特化した迷彩です。
この塗装はかなり手間が掛かります。
マスキングテープにデジタル迷彩のピクセルを書き、切り取って型を作っていきます。
用意する色は、軍艦色、ガルグレー、ニュートラルグレー、ブラック、フォリッジグリーン等になります。
まずはベースにしたい色を全体に塗装し、乾燥後、作ったピクセル型のマスキングテープをデジタル迷彩になるように貼り付けていきます。
次に、別の色でその上から上塗りしていきます。ピクセルにしたい部分の型を数か所剥がし、他の色を上塗りしていきます。これを繰り返していき、最後に仕上げのクリアを塗って完成です。
バランス良くピクセルを塗装していかないと、迷彩に見えなくなってしまいますので注意が必要です。
また、マスキングで1枚1枚ピクセルの型を作成するのは大変なので、現在ではネット販売等で、デジタル迷彩作成用にピクセル型のシールやマスキングテープが販売されていますので、そちらも利用すると便利です。
特殊模様
草や木、葉、マスキングテープの他にも、身近なもので特殊な模様、柄を作り出すことが出来ます。
例えば斑模様や蜂の巣模様、これを作り出すには、六角穴の金網や洗濯ネットが有効です。
塗装したい面やベース色の上にこれらを置いて、出したい色で吹き掛けることで簡単に作成が可能です。
エアガン塗装におすすめの塗料スプレー
塗料スプレーには、様々な種類とメーカーがあり、同じ色でもその色合いや塗料の付きやすさも変わってきます、ここではエアガン塗装におすすめしたい、塗料スプレーをご紹介します。
乾季が
CAROM SHOT ケミカルカラー
容量:300ml
バリエーション:8種類
概要:モデルガン、エアガン、ガスガンの人気通販サイトであるCAROM SHOTが販売している塗料スプレーです。ABSやヘビーウェイト材、アルミ・鉄・シンチュウなどの金属部品等にも鋭い食いつきをみせます。 数秒で指触乾燥、24時間で完全硬化。硬化後はブローバックの衝撃でも、摩擦面がはがれることは無く、 塗装乾燥した表面強度は強く、引っかき傷もつかなくなるとなっています。
GUN SHOP インディ カラースプレー
容量:420ml
バリエーション:14種類
概要:新潟県長岡市にガンショップを構えるインディは、豊富な品揃えで、専用フィールドでのサバイバルゲームの開催など、エアガンを楽しむための専門店です。そこのオリジナル商品となります。入手はSHOPホームページや各通販サイト、大型ホビー専門店でも入手が可能になっています。特にエアガンの塗装に特化しているため、超微粒子素材を使用、液垂れしにくい特性もあり、艶消しのパーカーではかなりリアルな質感を作り出すことが出来ます。
タミヤ カラースプレー
容量:100ml
バリエーション:タミヤスプレー・102種類、エアーモデルスプレー・32種類、ポリカーボネートスプレー・62種類
概要:プラモデルの塗装で定評があり、お馴染みのタミヤ製カラースプレーです。色のバリエーションが豊富で、様々な塗装を作り出すことが可能です。手頃な量で使いやすく、プラモデルの塗装に特化しているので、樹脂塗装の乾燥が早いラッカー系のスプレー塗料です
ミスターホビー カラースプレー
容量:100ml
バリエーション:63種類
概要:こちらもプラモデル塗装で定評があるカラースプレーです。ガンダムマーカーで有名でもあるメーカーです。樹脂塗装での乾燥は早い塗料です。特にエアガン塗装で使用するTANカラーは、タミヤ製と比較すると色合いが明るいものとなっていますので、完全なTANを出したい場合はおすすめです。
エアガン塗装のまとめ
いかがでしたでしょうか。
正直、エアガン塗装の工程部分にあっては言葉では伝えきれない部分があります。
特殊な塗装にあってもここで紹介したもの他にも、もっとリアルかつ複雑な塗装があります。
また、エアガンの材質や形状によっては塗装が難しいものも存在するでしょう。
せっかく大事にしている愛銃を台無しにしないためにも慎重に、計画性をもってやることをおすすめします。
塗装の仕方は無限大にありますので、固定された塗装にとらわれず、自分なりの新しい塗装、納得のいく塗装を作り出せると良いでしょう。失敗や事故を防ぐためにも、重要点をしっかり覚え、守りおこなってください。
ぜひ自分だけのエアガンを!
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