サバゲー用に初めてエアガンを買うときって、選ぶのに迷いませんか?
どんな種類があるの?
価格は? コスパは?
何が自分合っているのか?
と迷いますよね。
そして調べるうちに情報に振り回されて何が何だか分からなくなっていませんか?
そんなエアガン選びに迷っている方のために、今回はエアガンの種類や特徴と合わせて、種類別おすすめのエアガンTOP3!をまとめてみました。
これから自分にあったエアガンを探したい人必見です!
この記事の目次
対象年齢18歳以上のエアガンって??
まずエアガンの種類として、大きく分けて18歳以上が対象のモデルと、10歳以上が対象になるモデルの2種類に分かれています。
一般的なサバゲーフィールドで使用されているのが、18歳以上が対象のモデルのエアガンになり、10歳以上対象になるモデルのエアガンに比べて格段に弾速・威力が増します。
因みに18歳以上モデルが0.989ジュール以内(0.2グラムBB弾使用で初速98m/s程度)に対し、10歳以上モデルは0.135ジュール以内(0.2グラムBB弾使用で初速35m/s程度)となり、3倍近く初速度が変わりますので威力の違いがわかってもらえるかと思います。(10歳以上モデルについては各都道府県の青少年育成条例により定められています。
この記事では18歳以上モデルのエアガンについて説明していきたいと思います。
エアガンの種類について
エアガンといっても大きく分けて、電動ガン・ガスガン・エアーコッキガンの3種類に分けられます。
それぞれにメリットデメリットや使用用途が違いますので、ここで詳しく説明していきます。
電動ガンとは
電動ガンとは、バッテリーに充電した電力を使い、電動ガン内のピストンで空気を圧縮して、BB弾を発射するタイプのエアーガンです。
一番のメリットは、電動なので年中を通して安定して使用することができることです。
そのため、サバゲーで使用するエアガンの中では、抜群の信頼性を誇っており、電動ガンの使用率は一番多く初心者からベテランまで、幅広い層が使用しています。
年中を通して安定して使用できるので初心者に向いているエアガンだといえます。
また、18歳以上モデルの電動ガンはほとんどのモデルにセレクターが付いていて、単発(セミオート)と連射(フルオート)を選べるので、連射によって弾幕を張り、威嚇したりすることができるので使用できる用途も広く、とても使いやすくなっています。
次世代電動ガン
一口に18歳以上モデルの電動ガンと言っても、
更に「次世代電動ガン」「スタンダード電動ガン」「コンパクト電動ガン&電動ハンドガン」の3つの種類に分けられます。
まず、最初に上げられるのは、「次世代電動ガン」と呼ばれるタイプのものです。
この次世代電動ガンの特徴は、電動ガン内部にピストンと連動させたウェイトを動かし、擬似的なリコイルを使用者は体感することができます。
リコイルといっても、内部のウェイトで生じるものですから、どちらかというとウェイトの動きによって起きる振動に近いものです。
さらに次世代電動ガンの魅力としてお伝えしたいのは、オートストップ機能 です。
この「オートストップ機能」というのは、マガジンのBB弾を使い切ると自動で作動が停止して、マガジンチェンジのタイミングを教えてくれるものです。
この機能が搭載されたことによって、電動ガンの操作にリアル感が増して、さらにサバゲーでの楽しむことができます。
東京マルイの新製品のほとんどが「次世代電動ガン」であり、サバゲーで使用される18歳以上モデルの電動ガンも「次世代電動ガン」が増えてきています。
スタンダード電動ガン
スタンダード電動ガンとは、次世代電動ガンが開発されるまで、電動ガンの主流としてサバゲーで活躍していたモデルです。
18歳以上モデルの次世代電動ガンにはない多様なモデルも販売されています。
次世代電動ガンでは主に、フルサイズのアサルトライフルがモデル化されていますが、サブマシンガンクラスのエアガンはモデル化されていません。
対して、スタンダード電動ガンは、次世代電動ガンが登場するまでの間、主流として電動ガンを支えてきたので、様々なモデルがエアガン化されています。
カテゴリー的にいうと、ステアーAUGのようなブルバップ型アサルトライフル、HK MP5を筆頭にしたサブマシンガン、最近では掟破り的な制圧力を有するAA12型 フルオート・ショットガン などというモデルが登場しています。
また、スタンダード電動ガンの特徴として、HC(ハイサイクル)モデル が上げられます。
このHCモデルは東京マルイのファクトリーカスタム電動ガンと言ってもいいモデルで、毎秒25発という連射性能を誇り、圧倒的なパフォーマンスを見せてくれます。
通常の電動ガンが毎秒15~17発の連射性能なので、如何に制圧力に優れているかが伺えます。
価格的にも、次世代電動ガンと比べて、とてもリーズナブルな値段になっているので、初めて18歳以上モデルのエアガンを購入される方にもおすすめできます。
コンパクト電動ガン&電動ハンドガン
電動ガンの中にはコンパクト電動ガンと電動ハンドガンと呼ばれる種類があります。
特徴はとても軽く、機動力に優れています。
そのため、体力的に不利なサバゲー女子におすすめのエアガンです。
モデル名でいうと、イングラム、スコーピオン、HK MP7と、いずれも片手で振り回しても苦もなく扱える軽量モデルです。
電動ハンドガンはマイクロメカボックスという機構をグリップ部に搭載して、割り箸タイプに使いマガジンを使います。
バレル下にバッテリーを入れるためスライドは作動しませんが、ガスハンドガンのように外気温の影響を受けることなく、一年中安定した作動を約束してくれます。
コンパクト電動ガン&電動ハンドガンは、いずれもバッテリーとモーターが小さいため、初速と飛距離が他の電動ガンに比べて低めですが、小型軽量の持ち味を活かした接近戦で使用すれば、互角に戦えることができます。
インドアゲームやCQBフィールド、或いは機動力を活かして前線でヒット&アウトを得意とする人に向いています。
ガスガンとは
ガスガンとは、エアガン専用のリキッドガスをマガジンやガスタンクに充填して、ガスバルブを叩いた時に生じる気化ガスの圧力でBB弾を発射するタイプのエアガンです。
ガスガンにはスライドを作動させない 固定式ガスガン と、BB弾の発射後にスライド内部のバルブを切り替えてスライドを後退させる、いわゆる ガスブローバックガン に分けられます。
固定式ガスガンは、気化ガスのガス圧の100%をBB弾の発射に使います。
ブローバックに余分なガス圧を使わないので、エアガン用リキッドガスの燃費はブローバックモデルよりもいいです。
また、スライドやボルトの作動音が発生しないため、静粛性がかなり高いモデルです。
その静粛性を活かして、固定式ガスライフルでスナイピングに使用する人もます。
逆にガスブローバックガンは、ガス圧によりブローバックするタイプですので、より実銃近い作動を実感できます。
ガスガンのメリットはリアルなガス圧作動方式にあります。
ガス圧によってスライドやボルトを動かすので、実銃近い作動を実感できます。
特にライフルタイプのボルトの作動によって起きるリコイルは迫力はたまりません!
このリコイルとリアルな作動を味わえるだけで、ガスブローバックのライフルやハンドガンを持つ喜びを実感することができます。
ガスガンのデメリットとして挙げられるのが、外気温の変化による影響を受けやすいことがあります。
エアガン用リキッドガスは、気化する際に周りの熱を奪っていきます。
身体に塗ったアルコール消毒液が蒸発する際に「ヒヤ!」と感じるのと同じです。
この気化熱によって、ガスガンのマガジンは発射の度に温度が下がっていきます。
そのままマガジンやガスタンクの温度が下がっていくと、奪える気化熱がなくなったガスは、気化せずにそのままの状態で吹き出してきます。
これが 生ガスを噴く という現象です。
この現象は気温の低い冬場で特に発生しやすいのです。
そのため、ガスガンを快調に作動させる時期は、春先から初秋までの暖かい季節がメインになります。
ここが一年中安定的に作動できる電動ガンに敵わないところです。
言わば、ガスガンはサバゲーで勝ちに行く人や、キル数を求める人よりも、ガスガンを使って、リアルな作動をゲームで楽しむことを重視した、ロマンを求める人向きのエアガンと言えます。
エアコッキングとは
エアーコッキングとは、BB弾発射のパワーソースを人力で行うものを言います。
サバゲーでの使用例でいうと、手動でピストンをコッキングするボルトアクション式のライフルや、ポンプアクションのショットガンを指します。
エアーコッキングのメリットは、BB弾と自分の腕力さえあれば、季節や状況を問わずに使用できることです。
電動ガンのようにバッテリー切れを起こしたり、ガスガンのように生ガスを噴くこともなく、いつでも使用できます。
デメリットは速射性に劣ることです。
一発目発射後、どんなに急いでも、次弾発射まで4秒前後はかかります。
電動ガンなら、4秒あれば、60発のBB弾を発射できます。
つまり、正面切って電動ガンと撃ち合うと、100%負けてしまします。
そのため、コッキング式ボルトアクションを使う人は、主に偽装を施し、敵の目を欺きながら、一撃必殺を狙うスナイパーで使う人が多いのです。
スナイパーとしてボルトアクションを使う場合、もう一つの優遇処置が受けれます。
それは、ボルトアクションを使用するスナイパーに限り、0.25グラム以上の重量弾の使用が認められるサバゲーフィールドがあることです。
重量弾を使用すれば、風の影響を受けにくく、集弾率もまとまりやすくなります。
しかし、昨今の次世代電動ガンの命中率向上で、このアドバンテージも薄れつつあります。
結論として言えば、コッキング式ボルトアクションもガスガンと同様に、勝ち負けよりも、自分のロマンをサバゲーに求める人に向いているエアガンであって、初心者には、ハードルの高い道具と言えます。
対象年齢18歳以上のエアガンでおすすめ3選!
ここまで対象年齢18歳以上のエアガンの種類等についてご説明をしてきましたが、それらを踏まえた上で、ここでは各種類別のおすすめエアガンをご案内します。
これからエアガンを買いたいとう人などは是非参考にしてみてください。
電動ガン おすすめ3選
1,東京マルイ次世代電動ガン「HK 416D DEVGRUカスタム」
電動ガンでまずおすすめなのは、東京マルイの次世代電動ガン HK 416D DEVGRUカスタム です。
このエアガンは命中率、安定性、拡張性、射程距離の全てにおいて高い信頼性を示しているからです。
これからサバゲーを始める人にとっては、少し高めの価格に思えるかもしれませんが、コストパフォーマンスに優れているので、スタンダード電動ガンを3丁揃えるよりも、この「DEVGRUカスタム」を数年に渡って使い続けるほうが、長い目で見ればお得かもしれません。
2,東京マルイハイサイクルスタンダード電動ガン「PS90 HC」
次におすすめするのは、東京マルイのスタンダード電動ガンハイサイクルタイプ PS90HC です。
このスタンダード電動ガンをおすすめする理由は、秒間25発という圧倒的な連射性能による火力と、本体重量が2kgを切る機動力の高さにあります。
加えて、ブルバップ型というデザインのため、フルサイズ電動ガンの割にはコンパクトにまとまっていて、脇に挟むようにして構えると、片手でも難なく振り回すことができます。
また、あまり触れられませんが、エルゴノミックデザインによる完全なシンメトリー(左右対象)を有しているので利き腕が左の人でも、違和感なく使える数少ないエアガンの一つです。
今まで普通の電動ガンで不便さを感じていた左利きの人や、この軽量さを活かせる機動力がある人が使うと、かなり強力な兵器になります。
3,東京マルイコンパクト電動ガン「スコーピオン MOD M」
おすすめ電動ガンの3番目はコンパクト電動ガンの最新作である スコーピオン MOD M です。
このコンパクト電動ガンで特筆すべきは超軽量という点です。
本体重量がほぼデザートイーグルと同じ1.3kgで、ハンドガン感覚で使えます。
この軽さゆえに、本体にタクティカルライトや光学サイトといったアクセサリーを取り付けても、元の重量が軽いために、あまり負担を感じさせません。
東京マルイのPVでも、細身の女性が華麗に使いこなしている映像が使われており、暗にサバゲー女子も使いやすい製品であることを伝えています。
インドアフィールドなどでサバゲー女子に是非に使っていただきたいモデルです。
ガスガン おすすめ3選
1,東京マルイガスブローバック「89式5.56ミリ小銃」
まずおすすめしたいのは、7月に発売された新型ガスブローバックライフル 89式5.56ミリ小銃 です。
ネット上のオンライショップでは、軒並み予約完売となっている人気商品です。
M4ガスブローバックで培ったライフルのガスブローバック技術に磨きをかけて、89式小銃用にフィードバックしています。
M4では不評だったホップの調整位置も改良されて、ハンドガード内のアウターバレル基部に移植され、ホップ調整がやりやすくなりました。
ギミック的にも、電動ガンの89式ではでは不可能だった実銃同様の通常分解も再現されていて、リアル派のユーザーにも好評です。
フルサイズのガスブローバックガンを好む人に、是非試していただきたいエアガンです。
2,東京マルイ ガスブローバックマシンガン「HK MP7A1」
次におすすめしたいガスガンは、ガスブローバックマシンガンの HK MP7A1 です。
このサイズのガスブローバックガンは、ボルトの後退量が短いため、ライフルのガスブローバックよりも、小気味いいリコイルを体感できます。
次世代電動ガンがリコイルを喧伝していますが、小型ながら金属製のボルトが実際に作動するMP7の前では、色あせてしまいます。
ガスブローバックの醍醐味は、リコイルにあるのですが、この価格帯で、ショルダーウェポンのガスブローバックのリコイルが体感できるMP7は、貴重な存在です。
サブマシンガンクラスのガスブローバックを探している方にとっては、ピッタリの入門用モデルだと言えます。
3,東京マルイ ガスショットガン「レミントンM870」
ガスガン3番目のおすすめは東京マルイのガスショットガン レミントンM870 です。
このガスガンをおすすめする理由は、従来のエアコッキングタイプにはない、軽い操作感にあります。
従来のエアーコッキングタイプのショットガンは、アウターバレル内に3本のインナーバレルが入っていて、コッキングの度に3本分のスプリングをコッキングする重さがありました。
そのため、「ショットガンを使いたければ身体を鍛えろ!」と言われていたほどでした。
しかし、ガス式ショットガンでは、コッキングするのは、バルブを叩くハンマーだけなので、フォアエンドを引く重さが劇的に改善されて軽くなったのです。
また、従来のプラ製レシーバーから、金属製レシーバー、チューブマガジン、アウターバレルまで金属となったことで、操作音が金属音を伴ったリアルな響きを聞かせてくれて、操作するだけで、所有欲を満足させてくれます。
ショットガンを使いたかったけど、重たいコッキングのために敬遠していた人にとっては、とても魅力的なショットガンになっています。
エアーコッキングガン おすすめ3選
サバゲーのエアーコッキングガンと言えば、ボルトアクションライフル が主流となっています。
エアガンを購入される初心者の方にとって、ボルトアクションライフルは使いこなすのには、ハードルの高いエアガンです。
しかし、スナイパーに憧れてボルトアクションライフルに興味がある人が多いようなので、おすすめのボルトアクション3選をご案内します。
ボルトアクションライフルは各社から出ていますが、なにより遠距離での命中率が選択の第一条件になるので、ホップ性能に優れた東京マルイの製品になってしまうことをご了承ください。
1,東京マルイ VSR10-G スペック
対象年齢18歳以上のボルトアクションライフルのサバゲー用エアガンを始めてお求めになる方におすすめしたい第一の製品は東京マルイの VSR10 Gスペック です。
おすすめの理由は、サバゲーに特化した仕様にあります。
本体重量が僅か2キロ、全長もサプレッサーを含めて1メートルちょっとという取り回しの良さにあります。
発売から既に15年近く経っているため、カスタムパーツとノウハウが豊富で、その気になれば初心者の方でも、ネットの情報を見ながらある程度のチューンナップは可能です。
さらに、実売価格が2万円少々というコスパのよさなので、ボルトアクションライフルの入門用として、おすすめします。
2,東京マルイ M40A5
一昨年の12月に発売された東京マルイのボルトアクションライフルで、マルイのボルトアクションライフルの中では最新作にあたるモデルです。
このライフルをおすすめする理由は、重量弾を用いた遠距離射撃性能の良さにあります。
ウエイトを付けたピストン、短めのインナーバレル、重量弾での弾道特性が良いことから、おそらくメーカー出荷時点で、「プチ流速チューン」状態に調整していることが推測できます。
自分で苦労して調整する楽しみはありませんが、メーカーサイドで既に、ある程度の設定は仕上がっているようなので、サバゲーの実戦において、箱出しのまますぐに投入できます。
できれば、このライフルを使う前に、一度別のボルトアクションライフルを体験してからのほうが、このM40A5の凄さが実感できます。
箱出しノーマルで、低伸弾道を体験したい初心者の方におすすめします。
3,東京マルイ L96AWS
東京マルイの L96AWS はVSR発売から6年後に、東京マルイのボルトアクションライフル第二弾として登場しました。
VSRで指摘されていた気密取りの悪さを払拭すべく、L96では、大幅にチャンバー周りのパーツを改良して、気密漏れに対処してきました。
そのため、初速が94m/sと高めで、素直な弾道とも相まって、遠距離射撃に向いています。
重量が本体だけで3.5キロと重めなので、体力のある方におすすめしたいです。
自分が好きなエアガンを!! ー まとめ
ここまで、対象年齢18歳以上のサバゲー用エアガンの製品を購入される方の参考にしていただければと思い、いろいろな視点から説明をしてきました。
自分も初めてエアガンを購入する時は、いろいろ調べながら、かなり迷ったことを覚えています。
アレコレ自分で悩みながら選ぶというのも、それはそれで楽しいのですが、やはり、参考になる情報があるとかなり助かります。
とは言え、最終的な判断基準はやはり自分の好みかどうか?という点です。実際に使ってみないとわからないですし、自分がサバゲーマーとしてどのタイプなのかもわからなので決めるのは難しいです。あとなると見た目でどのエアガンがカッコイイと思えるかどうかですね。
本記事があなたのエアガン選びに一役買うことができれば幸いです。
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